在宅ワークは楽なイメージがあるかもしれませんが、意外にも自己管理が必要です。ちょっと仕事をし過ぎてしまうと、なんだか体調が優れないということもあるでしょう。
今まで通勤して普通に仕事をこなしてきた人ほど、この傾向が強いかもしれません。
今回は在宅ワークで体調不良が心配な方に向けて、普段から取り入れられる対策をまとめました。
元気に在宅ワークを続けるために、できることから対策をはじめましょう!
在宅ワークでこんな不調が出ていませんか?
在宅ワークをはじめてから私がなんとなく不調だなと感じたことや、周りの在宅ワーカーさんからもよく聞く不調を挙げました。
- イライラや不安
- 足の疲れやむくみ
- 眼精疲労や肩こり
- 睡眠不足
それぞれの症状やすぐにできる対策について紹介していきます。
不調あるあるその1. イライラや不安
イライラや不安が知らないうちに溜まってきて、実はストレスに感じていることもあるかもしれません。
たとえば会社で勤めていると、仕事の途中で誰かに声をかけられて別の仕事を任されることがありませんでしたか?
「仕事の途中なのに!」と腹の立つ場面でもあったかと思いますが、集中していた仕事から意識が切り離されることで、ストレス緩和につながっていた可能性もあるのです。
ところが、在宅ワークで働いていると、外部からの雑音がほとんどなくなり、仕事に集中しやすい反面、あなたの仕事を止めるものがないため、根を詰めてしまうことが日常になってしまうのです。
自分ではそんなに頑張っているつもりがなくても、気がつかないうちにストレスを溜め込んでしまい、結果として理由のよく分からないイライラや不安になってしまっている恐れがあります。
イライラや不安感への対策
月に1度や2習慣に1度程度でも良いので、気分転換のための時間を作ることがおすすめです。
在宅ワークは家庭と仕事の切り分けが難しく、自分の時間がなかなか持てないことも多いため、「自分だけの時間」を作ることで気分転換できる可能性が大いにあります。
たとえば、
- 家で映画を観る
- 好きな本、気になっていた本を読む
- 手芸をする
- ゲームに集中する
家から出なくても、こうした時間をつくることでリフレッシュできます。
不調あるあるその2. 足のむくみや疲れ
在宅ワークでは通勤がないため、仕事で歩き回るということがほとんどありません。必要がなければ1日、家から出なかったなという日もめずらしくないでしょう。
そのラクさが在宅ワークの魅力の一つでもありますが、外出が少なくなると足の筋肉が衰え、むくみや疲れにつながりがちです。
足が冷える人も、ふくらはぎの筋肉が衰えていることが原因かもしれません。
足のむくみや疲れへの対策
足のむくみや疲れが気になる方は、半身浴やリンパマッサージをするなどして血流を良くすることも対策になるでしょう。ほかにも、外に出た際には意識して多めに歩くことや、家の中にいる場合でもエアロバイクで踏み台などを利用して足を動かすことで、むくみにくくなるはずです。
部屋にいる際にも薄着でいたり、裸足でいたりすると冷えにつながってしまいます。座って作業している間も体や足元を冷やさないように工夫したり、白湯やお茶など温かい飲み物を摂るようにしたりすることもおすすめです。
ぜひ、こまめに動くこと、温めることを意識してみましょう。
不調あるあるその3.眼精疲労や肩こり
パソコンを使う仕事の場合、目の疲れが溜まって眼精疲労になったり、肩こりが慢性化したりすることもあります。
目がシパシパする、パソコンを見続けるのが辛い、気がつくと眉間にシワが寄っている、こんな人は特に注意してくださいね。眼精疲労がひどくなると、目だけでなくイライラ、頭痛、肩や首のコリなどの症状も出てきます。
知らないうちにこれまでの疲れが溜まってあるとき、突然頭痛や目の奥が痛くなるといったこともあるかもしれません。私もその症状になったときは、ちょっと忙しいかなくらいの感覚でいたので、つい仕事ばかりしていたのですが、やはり体は悲鳴をあげているのです。
眼精疲労や肩こりへの対策
忙しい日が続くとどうしても、休むことを後回しにして無理をしてしまいがちです。
しかし、そんなときだからこそ、10分、20分でも目を瞑って休む時間を積極的にとるように心がけましょう。
ホットアイマスクを活用するのもおすすめです。また、ずっと座ってPCを見続けている方ほど、こまめな休憩を意識してくださいね。
不調あるあるその4. 睡眠不足
会社では始業時刻と就業時刻があり、就労とプライベートをしっかりと区分できていた方も多かったのではないでしょうか?
しかし、在宅ワークでは、仕事をしている時間を計らないため、会社で仕事をしているよりもはるかに長時間労働になってしまっているということは、実はよくあることかもしれません。睡眠不足になると健康上はもちろん、仕事のクオリティも下がることも考えられます。
最近不調を感じているという方は睡眠不足の状態かもしれません。
睡眠不足への対策
睡眠不足を解消するためには、寝ることが一番なのは当たり前なのですが、寝る環境を整えておくとより睡眠の質が高くなり、目覚めの良さにもつながるでしょう。寝る時間を早められないという方は環境にこだわってみることも一つの対策です。
- 枕にこだわる
- アロマディフューザーをつける
- 照明を柔らかくする
- 寝る前のスマホを禁止する
寝室をもっとスッキリ片付けてみる、ベッド周りには不要なものを置かないなど、当たり前のように寝ていた寝室やベッド周りを見直すこともおすすめです。他は、寝る前に「ヤクルト1000」を飲んだり、黒酢のサプリメントを飲んだりすることもおすすめです。
ヤクルト1000以外にも、睡眠の質を向上させる効果が期待できるドリンクがいくつか出ているため、チェックしてみてはいかがでしょうか。
在宅ワークこそ、体調管理が大切!クオリティの高い仕事をするためにも日頃からの心がけを!
突然働き方が在宅ワークに変化した方は、頭も体もなじむのに時間がかかるものです。そのため、在宅ワークになってすぐは体調不良を起こしやすい時期でもあります。
また、在宅ワークをはじめて半年〜1年くらいの慣れてきた頃にも、突然溜まっていた疲れや緊張が出てくるタイミングだったりもします。
それ以外でも、プライベートで大変なことが重なったり、家族のことで急遽予定が変わったりという場合にも、在宅ワークだから対応しやすい反面、落ち着いた頃に疲れがドーっと出てくることもあります。
体調管理は在宅ワークの基本です。どうしても無理しがちな方は多いかと思いますが、無理はしすぎず、時には思い切って休むことも取り入れることが大切です。
クオリティの高い仕事をして、誰かに喜んでもらうため、信頼を保つためにも日頃から対策を心がけておきましょう!